[●REC]

ヒトが繋ぐ、時代を紡ぐ

陰を陽に変えて「創る未来」を示す、経営トップと占導師の二刀流。

一般社団法人日本占導師協会
日本占導師協会認定占導師
占導師 和輝
SENDOUSHI_KAZUKI

建設業を営む企業の会長でありながら、人や組織の悩みに答えてより良い未来を創る道筋を示す。東北や熊本の震災復興工事などに携わるなど、思いをもって事業を全国展開する山本佳輝会長こと占導師和輝。熟練経営者としての豊富な経験と、日本古来の教えから編み上げられた陰陽六行の学問をあわせた知見で、人それぞれ組織それぞれの質や役割を紐解き、合わないものを合わせるための工夫や、マイナスをプラスに変える心がけを、経営者から一般家庭の人々にまで伝え続ける。

企業や個人の悩みを好転

数々の人生や仕事の相談を受ける占導師和輝氏。自身も建設会社を立ち上げ、事業を全国に展開させてきた経営者だ。東日本大震災の現場を目にして、(株)星輝建設を設立。建造物の解体事業を中心に建設業全般を総合的に手がけ、5年後の熊本地震でも復興にむけた公共事業に関わった。現在は、同社の代表取締役会長を務めている。

一方、個人から企業経営者までの、さまざまな悩みに応える活動も続けている。我が子の受験や、自分の出世に関する悩み。特に若い経営者による相談依頼も多く、経営者向けのセミナーも開催する。「企業のトップは、重要な決断をしなければいけません。しかし、どうしても若い社長は、自分の背中を押してほしい時もある」と同氏。

「そんな時に私の経験談と陰陽六行を用いて、あなたはこういう人だから、こういうふうにした方が上にあがれますよと、お伝えするのです」。陰陽師による古来の教えをふまえて、現代に生かせる形にした陰陽六行を、統計学的な方法で人の気質を紐解く学問として、同氏は活用している。

「陰」を「陽」に変える

きっかけは、東日本大震災だった。和輝氏は、全国の建設業者が復興事業のために集められた被災地の様子を見て、「これは放っておけない」と強い覚悟で、関西から宮城県へ乗り込んだ。しかし、関西出身の同氏。言葉や習慣のちょっとした行き違いがもとで、経営に障るほどの人間関係の問題が起きてしまったのだ。

「どうしていいかわからなかった。そのときに師匠との縁があり、陰陽六行を伝授していただいた。そうしたらパッと扉が開くように自分の行く道が見えて、人生が好転したんです」。自分自身の気質や宿命、また、正反対で合わないものを合わせる方法などを知ることで、仕事上の問題が解消していったそうだ。

さらに学ぶことで、自分の心持ちや考え方、人への態度も変わったという。「どんな人でも、気持ちがマイナスに引っ張られてしまうときがあります。それをマイナス(陰)でなく、プラス(陽)に持っていくようにと、心がけるようになったのです。問題を問題と思うから問題なのですよね。私も、今は悩まないです」

「怒り」を「感謝」に変えると、「とても気持ちがよい」そうだ。「年々そうなってきた自分が嬉しくて。短気だった私でも変われたのですから、人は変われます。この学びをいろんな方に知っていただいて、一緒に成長していけたらと思って、ご相談をお受けしているのです」

人間関係が組織をのばす

会長の態度が変わったことで、社内外の人たちも変わったそうだ。社員とのコミュニケーションも、「何かあっても、今は私が一歩ひいて、その従業員の気質にあったアドバイスをするようにしている」とのこと。すると、「はい、わかりました」と、気持ちの良い返事もくる。組織の雰囲気もよくなった。

「会長のおっしゃったとおりにしたら、うまくいきました」と喜ばれ、「なんでわかるんですか」と、驚かれることさえあるそうだ。そんな和輝氏は、現場の休憩室に、従業員と同じ作業服を着て何食わぬ顔で訪れ、雑談に加わることがあるという。また、従業員アンケートのような形で、直接、直筆の手紙をやりとりすることもある。

上司に言いづらいことでも、会長しか見ないから書いていい、という環境を作って、声をあげやすくする。その内容についても、問題があれば、またそれぞれの従業員のタイプにあった形で的確に対処し、組織を豊かにする。人事にも、陰陽六行の知識が用いられているという。

陰陽六行は、組織にもあてはまる。例えば、売上アップなど組織を成長させたいなら、人間関係を良くする。「助け合いができて、従業員にやる気を出させられる部署は、どんどん業績が上がっていきますね」。

もともと星輝建設は「早さ」に定評があり、同氏も「早くて安全」な自社の業務に自信をもってきた。大きな事故を経験して、今ある命は、陰陽六行のような学問を伝えるためのものとも感じている。同氏のアドバイスには、そのように幾多の苦難も乗り越えてきたからこその、経験の裏打ちがある。そこに、人や組織のタイプに基づき、精神性も大切にする陰陽六行の学びが加わったことで、「パワーアップした」。

和輝氏が、地域や社会のために志しているのは、まず家族の幸せだ。「家族団欒の大きなバージョンが、会社の社長さんとか従業員さんたちの家族ファミリー。これがみんな良くなれば、地域は必ず良くなる」。

子どもたちが、「自分もあんな大人になりたい」と思えるような、元気で楽しそうに生きるお父さんやお母さんの背中を見せるために、企業のトップでありながら、二足わらじを履く和輝氏。巷の占い師のように「来る未来」を告げるのではなく、「創る未来」を伝えていく心意気で、悩める人々の背中を温かく押して、輝きへの流れを生み出していく。

占導師 和輝

RECORD

一般社団法人日本占導師協会
日本占導師協会認定占導師占導師 和輝
1968年奈良県生まれ。1988年に産業廃棄物処理の企業に入社し、1993年に個人会社を設立。2011年 震災を機に宮城県で(株)星輝建設を設立。2021年に(株)トリオン買収、星輝建設代表取締役会長に就任。同年に一般社団法人日本占導師協会より占導師和輝として認定。現在に至る。