[●REC]

ヒトが繋ぐ、時代を紡ぐ

老化防止や健康寿命延伸をめざし再生医療の進展、普及に献身

リエール株式会社
代表取締役
柴田リエール
SHIBATA_RIEIR

美容の延長線上ではない、革新的アプローチ

今、急速に研究が進んでいる再生医療。しかし、まだ一般には知られていないことも多く、中でも人々の期待を集めている老化防止や健康寿命の延伸に関連する商品は市場に増えつつあるが、「大切なのは、科学的根拠や裏付けとなるエビデンスがあるしっかりした商品であること。その上で、私たちは自分たちが効果を実感した確かな商品・サービスだけを、わかりやすい言葉でお伝えし、ご提供していくことに努めています」そう話すのは、20年以上にわたり再生医療施術の案内、商品の企画・製造・販売・カウンセラー育成に取り組んでいる、リエールグループ代表/CEOでリエール株式会社代表取締役の柴田リエール氏だ。

大学在学中から、社会経験を積み事業家として人々の美容と健康に貢献しようと関連商品を扱っていた柴田代表が、表面的な上塗りの化粧品の延長ではなく、再生医療レベルのしっかりとした商品を提供したいと思い立ったのは今から20年以上前。国内外で進展する再生医療研究の動向に常にアンテナを張って出会ったのが、現在協働している日本の研究チームだった。「それは、現状維持や若く見せるために使う化粧品のグレードアップではなく、若返りや健康寿命の延伸を目指す、まったく別次元の商品・サービスを提供したい私が探し求めていた再生医療の研究でした」。

再生医療に関してはiPS細胞の研究がよく知られており、近年では老化防止に関しても順天堂大学の研究グループが老化細胞を除去するワクチンの開発に成功したと発表するなど、研究が進展している。内閣府も、従来の延長ではない挑戦的な研究開発を推進するプログラム「ムーンショット型研究開発制度」に注力し研究を支援している。

リエールを設立した柴田代表も、老化防止や健康寿命の延伸に貢献できる新たな商品・サービスの提供を目指し、その企画・製造・販売を展開。「例えば、一箱100円のチョコレートと一箱数千円のチョコレートでは、クオリティーに違いがあってもそれはグレードの違いであって、チョコレートという商品が別の商品になったわけではありません。しかし、私たちが提供に取り組んでいる再生医療に関わる商品は、従来の化粧品がグレードアップしたのではなく、ジャンル自体がまったく異なるものなのです。さらに柴田代表は、公認指導資格を持つ世界的逮捕術/護身術クラヴマガが、護身のみならず体力の向上や改善に効果が期待できることから、同社のサービスに取り入れて提供。「それにより、70代や80代のシニア世代が階段の昇り降りが楽になるといった体力向上や、体を動かすことによるストレス発散、さらにはダイエットへの貢献を目指しています」と話す。

老若男女問わず、若さと健康を

また、リエールの商品・サービスで注目されるのは、年代や性別等にかかわらず提供・指導が行われ、アフターケアも心がけている点だ。老化防止と聞くと高齢者が対象とイメージしがちだが、「もちろん、年齢を重ねた方に若さや健康をお届けしたい気持ちは常に強く持っています。では、20代の方が老化防止に関係ないかといえば決してそんなことはありません。早くから自身の内外面で若さや健康を意識してケアすることで、長くそれらを保つことが目指せるのです。老化防止へのケアを継続して迎える40代、50代は、何もせずに迎える40代、50代とは自ずと異なり、それが健康寿命の延伸にもつながるものだと私たちは考えています」と思いを込める。男女比においても同社の顧客は、20代から80代で見事に半々となっており、ともに美容や健康への意識が高いという。柴田代表は「人生100年時代」といわれる現代ではそれが理想であり、男女とも健康かつ見た目の若さがメンタル面での元気につながると話し、とりわけ内面のケアが重要だと強調する。

創業から20年を超え、将来的には商品・サービスの提供は海外も視野に入れているというリエールグループ。しかし、それには前提があると柴田代表は指摘する。「まず、超高齢社会となった日本が、美容や健康面で世界が憧れる国にならなければなりません。現状は、平均寿命と健康寿命にまだ差があり、認知症や寝たきりなどをはじめとした課題が顕在化し、日本は長寿国という認識はあっても憧れの対象になっているとは思えません。しかし、再生医療の進展に伴い老化防止や健康寿命延伸が進めば、世界の国々が憧れる国になれると私は確信しています」。

そうした信念のもと事業に取り組む柴田代表は、誰もが今まで仕方がないと思っていた老化は諦めなくてもいい時代になりつつあると話す。「何より、少しでも体に痛みや違和感があると、病気かもしれないと思って落ち込むタイプだった私自身が、再生医療に出会い、健康や老化防止に積極的に取り組めるよう精神的にもまったく変わりました。その実感が、本当によいもの、科学的根拠のあるものをより多くの人にお勧めしたい思いを強く後押ししています」と話し、日本はもちろん、世界の人々の幸福度を上げたいという願いのもと、それを叶える将来を見据えている。

社会貢献

多くの人の願いである若さを保つことや老化防止、健康寿命の延伸に取り組むこと自体が大きな社会貢献といえるリエールの事業。柴田代表は、さらにその先にあるこれまで実現不可能とされている病気の治療や若返りを、自社の商品によって可能とすること目指し、研究開発に注力している。それにより、心身の面でも経済的な面でも、安心して皆が人生100年時代を迎えられる社会の実現が叶えられるからだ。

柴田リエール

RECORD

リエール株式会社
代表取締役柴田リエール
慶應義塾大学経済学部および海外留学にて金融・スキンケアについて学ぶ。その後、営業職や議員秘書等を経て個人事業主として起業。オリジナルブランド商品の化粧品・健康食品等を企画・製造・販売。2004年にリエールを設立。以来20年以上にわたり再生医療施術の案内、商品の企画・製造・販売・カウンセラー育成等に取り組む。世界的護身術公式クラヴマガの公認指導資格保有者でもある。