[●REC]

ヒトが繋ぐ、時代を紡ぐ

金融と精神の両面から人々を支え日本をよくしていきたい

株式会社セレスティアルクリニック
代表取締役
岸本信子
KISHIMOTO_NOBUKO

「お金に働いてもらう仕組み作り、自分自身と関わる人々を幸せにしていきたい。」そう話し、セレスティアルクリニックを立ち上げたという、岸本信子代表。2021年7月には新会社、マネーベースを立ち上げることとなる。「世界の金融事情をお伝えすると、お客様が日本円だけを持つリスクを理解され、カウンセリングをしていくうちに保険の掛け過ぎで生活が圧迫されていました。正しい保険の掛け方から伝えていかないといけないのだと気付き、それなら私が保険代理店をもって、掛けすぎた保険を見直せるほうがいいと思い、保険代理店マネーベースを立ち上げました。」岸本代表が初めて事業を起こしたのは高校を卒業してすぐのこと。両親とも実業家という家庭で育った岸本代表は、高校時代には早く社会に出たいという気持ちが強くなり、「大学進学という選択肢は1㍉もなかったですね」と振り返る。

お金に働いてもらう仕組みを

最初に起こしたアミューズメント事業を皮切りに、ブランドショップや美容と健康関連の商品の開発など多岐にわたる事業を展開していたが、「寝るのが惜しいくらい楽しかった」というほどの仕事好きがたたり、体が悲鳴を上げることになった。過労で倒れ入院を余儀なくされたのである。入院中、自らの健康のことや、経営する会社のこと、そして社員のことなどについてじっくり考える時間を持つことになった岸本代表は、「お金に働いてもらう仕組みが必要」と決心。退院後すぐに、経営していたインーネットショッピングモールが扱う商品の中に、自ら選んだ金融商品を紹介した。狙いは的中してその金融商品はヒットし、社員にも「これからは金融商品だけでいきたい」と宣言。一方で、金融についてさらに勉強してファイナンシャルプランナーや、様々な資格を取得した。こうして金融に精通していくにつれ、実感するようになったのが「日本人には金融リテラシーが絶対的に不足している」ということだった。高校卒業後すぐに起業して事業を展開し、常に仕事やお金と向き合ってきた岸本代表にとって、その現実は驚きですらあった。

本当の意味でのクリニックに

世界の金融事情をお伝えしながら資産形成や資産運用などのカウンセリングを行うセレスティアルクリニック。その思いを岸本代表は「お客様の資産を守りながら増やしていくお手伝いをしたいと考えました」と話し、「セレスティアル」には神聖なという意味もあり、「私のなかではお金は神聖なもので、クリニックは相談所ということで、セレスティアルクリニックにしました」と紹介する。心理学についてもカウンセリングの資格を得るほど知見を深めていたことから、さまざまな顧客の相談に対応することになった。「お金の相談に乗っていると、やはり家庭のことや仕事のことなどの悩みもカウンセリングすることになります。そうすると、そうした悩みの相談で訪れるお客様も増え、その解決のためにお金についてカウンセリングするといった形で、本当の意味でのクリニックのようになっていきました」と笑顔を見せる。

徹底した顧客目線で資産を守り、増やすことへ転換

世界の金融事情を知り、その優位性を理解してもらうことで、今までの日本の保険商品では資産を守れないと気付く方が多いという。そして、世界の基軸通貨である米ドルで資産を持つことの必要性にも気付かれ、日本の保険商品以外を持つことが現在は当たり前になりつつある。「多くの方は、資産を増やせていない理由に、円安対策ができていないことや、必要以上の保険の掛け過ぎと、投機と投資を理解できていない。投機を投資と思ってやってしまい資産をなくしてしまっています。確かに保険は一家の大黒柱に何かあった時に非常に助かります。しかし、入るべき保険、入るべき時期、適量な保険は人によって異なります。」と岸本代表は話す。「お客様一人一人に合ったライフスタイルをご提案するには、まず不要な保険を見直し、『増やすための資産』を作ることからスタートしなければなりません」と強調する。マネーベースでは、そのために「貯蓄」と「保障」を分けることで、顧客が資産を安全に増やすことをサポートしている。

人の上に立つ者として、自ら成長し続けるのが最も大事だと明言する岸本代表。
「トップの人が成長したら、日々その行動や言動に接している周りの人も、自ずと成長してきます。」と思いを込める。そして、皆が成長すれば顧客にも優れた商品やサービスが提供でき、「結果としてお客様のためになるんです」と話す。今後の想いを岸本代表に伺うと、「日本の常識だけにとらわれずに、世界全体を見て、今一瞬、一瞬何が起きているかを正しく理解し、自分と向き合ってほしい。そして、金融と精神の両面から、日本をよくしていきたいのです」と、熱い言葉が返ってきた。正しく物事を見る目を養ってほしい。

岸本信子

RECORD

株式会社セレスティアルクリニック
代表取締役岸本信子
高校卒業後、当時流行していたインベーダーゲームでゲームセンターを開業。その後、ブランドショップ、美容と健康関連の商品の開発、インターネットショッピングモールなど多岐にわたる事業を展開。体調を崩し、闘病した経験から、お金がお金を生む仕組みが必要と考え、資産運用を一から学ぶ。自ら学び、実践したことを普及するべく、セレスティアルクリニックを設立。