[●REC]

ヒトが繋ぐ、時代を紡ぐ

独自の組織運営で「雇用革命」を。顧客の不安をゼロにする取り組み

StockSun株式会社
代表取締役社長
岩野圭佑
IWANO_KEISUKE

StockSun株式会社は、2017年に現取締役の株本祐己氏が創業。SNSやYouTubeでの情報発信を契機に急成長し、2019年には個人事業主と法人向け支援を両立させる基盤を確立した。2022年、創業初期から業務委託パートナーとして同社に参画していた岩野圭佑氏が代表取締役に就任。現在、法人向けにデジタルマーケティング支援事業を、プレイヤー向けにオンラインコミュニティやリスキリングを中心としたキャリア支援事業を展開。多角的な事業展開を通じて、現在も多くの企業や起業家を支援している。

コンサルタント評価のための独自の認定パートナー制度

StockSun株式会社には、約60人の「認定パートナー」が在籍している。認定パートナーとは、独自の審査基準をクリアしたコンサルティングパートナーのことだ。同社代表取締役の岩野氏は、「認定パートナーには厳格な基準を設けており、弊社と取引実績のあるコンサルタントのうち1%未満しか登録できません」と明言している。

認定パートナー制度の特徴の一つは、「ランキング制度」にある。StockSun株式会社では、認定パートナー間でランク付けを実施し、パートナー同士の相互成長を促進している。「認定パートナーのランク付け制度は、ビジネス業界に革新をもたらすでしょう」と岩野氏は自信を持っている。

さらに、同社では、サービス品質を確保するために「マーケ監査」を行っている。マーケ監査とは、元上場企業取締役や大手企業幹部が第三者の視点から認定パートナーの支援状況を評価する取り組みである。岩野氏によれば、「外部視点での厳しい評価やランク付けが、認定パートナーの緊張感を高めます」。これにより、質の高いサービス提供を実現できているという。

厳格な品質基準を設け、高い満足度を誇る支援を実現

StockSun株式会社の累計支援企業数は2,300社以上、2025年2月現在で約600社と取引がある。プロジェクトの30%以上が外部CMO(チームマーケティングオフィサー)としてのWebマーケティング支援で、次いでYouTubeや TikTokなどのSNS支援、SEOマーケティング、広告運用の個別支援が続いている。

同社の主力事業はBtoB向けのWebコンサルティングであり、Webマーケティング支援のあらゆる領域において最低品質基準を定め、品質ガイドラインを策定。ガイドラインは大手企業経験者や業界著名人による監修を受け、公式サイトで公開されている。ガイドラインを策定することにより、業界トップクラスの基準を満たしている点をアピールしている。

同社の特徴的な点は、業務委託契約による組織運営である。業務委託契約のメリットについて岩野氏は、「品質基準に達していないコンサルタントを即座に契約解除できる点が利点です」と語る。契約解除を明言することで、パートナーが常に高い意識を持って業務に取り組むことを期待しているという。厳正な品質管理と業務委託契約による組織体制により、顧客が満足できるコンサルティングが実現されている。

顧客の幸福度向上を目指す「不安ゼロ推進部」の取り組み

StockSun株式会社の独自の取り組みの一つに「不安ゼロ推進部」がある。この部門は、「仕事を透明化し、顧客の不安をゼロにする」を目指して業務を遂行する。設立の背景には、「この人に本当に発注して大丈夫か」「品質は本当に大丈夫か」といった顧客の潜在的な不安があったという。

不安ゼロ推進部では、商談への同席やヒアリング、専用チャットグループの設置などを行い、顧客との月1回の定期的な意見交換も実施している。顧客にとっては「監督者」、認定パートナーにとっては「マネージャー」のような存在だ。岩野氏は「不安を抱えたままでは、本当の意味での満足は得られません。不安ゼロ推進部の取り組みは、品質管理にもつながり、結果として顧客の満足度を劇的に高めることになります」と強調する。

同社は、Web系フリーランスや起業家のキャリア支援事業で注目を集めてきた。今後は、企業に対して「唯一無二の価値」を提供することにも注力していきたいと岩野氏は意気込む。不安ゼロ推進部も、その価値を提供するアプローチの一つだ。「弊社はまだ発展途上ですが、優秀な人材が多く在籍しており、大きな可能性を秘めた会社です。“プレイヤー向け”から脱却し、大企業にも認められる存在を目指します」と岩野氏は展望を語った。

現在、StockSun株式会社は西新宿に拠点を構えている。今後は、各都道府県に最低1カ所の営業所を設置し、47都道府県への事業展開を目指している。理由は、オンラインだけでなく、対面での支援を希望する地方企業をサポートするためだ。岩野氏は、「全国各地に“ミニStockSun”のような拠点を設け、地方企業のマーケティングやDX、採用を支援できる体制を整えていく予定です」と方針を示している。すでに、関東圏内では試験的に提携を進めているという。

キャリア支援における目標もある。岩野氏は、若者世代に対して「それなりでいいや」という価値観が蔓延していると感じ、危機感を抱いている。「起業家やフリーランスを目指す若年層向けの支援体制も強化していきたい」と意気込む。「一人ひとりの生産性を高める組織を構築し、若手人材と共に高い生産性を実現したい」と強い信念を持っている。「GDPを上げたい」と熱く語る岩野氏は、「自分を大きくしてくれた社会への恩返しとして、若手人材の育成や企業の発展に貢献していきたい」と語った。

岩野圭佑

RECORD

StockSun株式会社
代表取締役社長岩野圭佑
大阪市出身。京都大学法学部を卒業後、拓殖大学にて安全保障の修士号を取得。大学院在学中に、政治家秘書やスタートアップ企業でのインターンシップを経験。大学院修了後、株式会社ユーティルを共同創業し、サイト制作事業の立ち上げと拡大をけん引。2018年7月に独立し、StockSun株式会社に参画。多数のコンサルティング実績を積み重ね、組織構築にも貢献。2020年以降は2年連続売上1位を獲得。2022年8月より代表取締役に就任。