[●REC]

ヒトが繋ぐ、時代を紡ぐ

官民手を携えワンチームで 「日本一暮らしやすい埼玉」の実現へ

Conversation
FBモーゲージ
代表取締役社長
根石高宏
埼玉県
知事
大野元裕

日本一暮らしやすい県を目指し、埼玉版スーパー・シティプロジェクトをはじめ、意欲的な取り組みを推進する埼玉県。今回は、その先頭に立つ大野元裕知事と、埼玉県に根差して事業を展開するFBモーゲージの根石高宏社長が、県の魅力や今後への展望などを語り合った。

埼玉県の魅力は

大野 「 首都圏の中央に位置する埼玉県は、東北・関越をはじめとした6つの高速道路と、東北・上越など6つの新幹線が通る「交通の要衝」です。加えて、生産年齢人口が全国で5番目に多く、平均年齢も6番目に若いことから労働力が確保しやすく、過去10年間の企業本社の転入超過数は全国1位となっています。また、利根川の雄大な流れや秩父の美しい山並みなど、豊かな自然に恵まれていることも大きな魅力です。
根石 「 私は長野県出身なのですが、埼玉県に来て熊谷市、川口市、さいたま市などに住んでいちばん実感しているのは、やはり暮らしやすさです。住宅ローンに関するビジネスをして、県外から引っ越してこられる方々の話を聞いて感じるのも、子育てなどを含めた住環境の良さで、私自身、埼玉に本社を構えて起業し、県の魅力を発信したいと思っています。

共に生きる社会を

大野 「 それは、誰にも居場所があり、活躍でき、安心して暮らせる社会の実現です。しかし、本県の人口は間もなく減少に転じ、急速な少子高齢化への対応が必要になります。このため、「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」として、コンパクト、スマート、レジリエントのすべての要素をもった街づくりに取り組んでいきます。さらに、「共生社会プロジェクト」として、女性の社会進出やLGBTQの人たちが排除されない環境を整え、誰もが互いを尊重し合えて共に生きる社会を目指していきます。
根石 「 私たちは、住宅金融支援機構のフラット35という住宅ローンをメインに、住宅購入をお考えのお客様をサポートしています。そうした中では、単に住宅ローンを組んで終わりではなく、その後もお客様に寄り添ったライフサポートが重要と考えており、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に少しでも貢献できればと思います。

スポーツを通じて地域貢献

根石 「 住宅にかかわる仕事をしていますので、皆さんの暮らしにも役立ちたいと思っています。そこで、昨年の新型コロナの感染拡大時には、大宮市の飲食店にお弁当3000個をお願いし、地域の皆さんに無料で配布する活動をさせていただきました。また、埼玉県はスポーツが盛んなこともあり、フットサル場をネーミングライツで取得し、元日本代表のサッカー選手にきていただき、地域の子どもたちを対象とした無料のサッカー教室を開いたりしています。
大野 「 埼玉県はサッカーや野球、バスケットボールといったプロスポーツチームも多く、全国屈指ではないでしょうか。特にスポーツに関しては、選手はもちろん、運営を支える人やボランティアの皆さんの温かいおもてなしも世界から高く評価されています。さらに、こうして地元の企業の方にも支えていただくのも非常に心強く思います。
根石 「 ビジネスで収益をあげるだけでは、働くスタッフの心が豊かにならないし、社会への貢献が実感できればより力が発揮できると私は思っています。

企業の利益を社会へ

大野 「 埼玉出身である渋沢栄一翁は、「民の力を強くしなければ、世の中の繁栄はない」という信念で、500を超える企業を設立しました。それだけでなく道徳の必要性も述べています。根石社長がおっしゃったように、企業の利益は自社だけでなく、社会に還元することで国を豊かにするものであり、私たちもしっかり受け継いでいかなければなりません。もう一つ、私は福沢諭吉先生の「瘠我慢の説」の冒頭にある「立国は私なり、公に非ざるなり」を座右の銘にしています。政治家は個人の権利を制限できる立場にあり、その意味を常に意識し、「私」の価値観を重んじていかなければならないと思っています。
根石 「 私も二つありまして、一つには、会社のスタッフも含めて純粋かつシンプルに「ありがとう」と「ごめんなさい」をしっかり言えることを大前提に、お客様や取引先様にベストを尽くすことを大切にしています。そして、業績があがっても節税に目を向けずきちんと納税するということです。私たちの納税によって自分たちが働く地域や県が良くなっていくわけで、それが企業の価値だと考えています。
大野 「 埼玉県では、コロナ禍にあっても県に来られた企業を強力にサポートするため、産官学金労で「強い経済の構築に向けた埼玉県戦略会議」を立ち上げました。特徴的なのは、感染拡大時の経済活動について社会実装のプログラムを作り実行したことです。さらに、飲食店がコロナ対策を明示できるよう、全国に先駆けて「彩の国『新しい生活様式』安心宣言」を作成しました。このように、経済や雇用をしっかり支えながら、コロナ対策にも協力いただき、企業にとっても日本一やさしい県にしたいと思っています。
根石 「 私たちも、住宅ローンに携わって実感しているのは、暮らしやすさや交通の利便性の良さ、自然の豊かさなどから、他県から埼玉県に住む人が増えていることです。そうした魅力をさらに発信していくのは企業にとっても重要であり、住むにもビジネスをするにも良い環境にある埼玉県を、今後もアピールしていきたいと思います。

社会貢献

FBモーゲージでは、社会貢献活動の一環として、県内の幼稚園・保育園に元トップアスリートを招き、子どもたちの記憶に残るイベントを開催する「FBMキッズ」をスタートさせる。さらに、環境問題に対する取り組みとして、さいたま市に対し、野球選手がダイビングキャッチでごみを拾うというポスターを提案。今後は埼玉県を拠点とするスポーツチームにも提案していく予定だ。

根石高宏大野元裕

RECORD

FBモーゲージ
代表取締役社長根石高宏

1980年生まれ、長野県出身。住宅ローン「フラット35」を活用し一人でも多くのマイホーム購入をサポートするため、2015年FBモーゲージ設立。

RECORD

埼玉県
知事大野元裕

1963年生まれ、埼玉県出身。2010年参議院議員(埼玉選挙区)初当選。2012年防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官。2019年第61代埼玉県知事就任。